青少年的初恋論。−エイトの場合−










え、ククールの…第一印象……?うんまぁ、覚えてるけどさ…
でも恥ずかし………わかった。言うよ…





えーとね、一番初めに目に付いたのは…髪、だったんだ。まぁ後ろ姿だったから当たり前なんだけどさ。
すっごく綺麗な色だな、と思って…その、つい触りそうになったんだよね、あの時。


でもすぐ乱闘になっちゃって、結局触れなかったんだ。
その後ゼシカに指輪渡してたでしょ?あれ見て、なんかこうもやーっとなっちゃって。

うん、多分そう。嫉妬だったんだと思う。
その時はよくわかんなかったけど、今こうやって思い返せば多分一目惚れ、てやつだったんだよね。



…ククール、顔真っ赤だよ?
あははっ、ごめんごめん、いっ、いは…!つねるほなひだっへば!



……じゃ、続けるよ?って言っても、もう第一印象は言っちゃったんだけどさ。


その後…?んー、いろんなククールの表情とか見たりして、だんだんその頃の俺も自分の感情に気付いてくるんだ。
それでククールが好きなんだ、てわかってからは大変だったよ。なんていうかさ、俺も男だし…てまぁククールも男なんだけど。


抱きしめたいな、て思ってきちゃったんだよ。でもククール嫌がるに決まってるから…抑えて、抑えて、抑え続けたんだ。
でも、本当に抑えきかなくて困った頃があったんだ、一時。…覚えてる?部屋割り、変えて欲しいって言ったの。


うん、そう。で、俺なりに一晩考えたんだ。旅続けてくには、言わない方がよかったのかもしれないんだけどさ。
言わない方がおかしくなりそうだったから、次の日…ククール呼んで。
もうあの時は必死でさ。顔、赤かったよね?あ、やっぱり。もう自分でも何言ってるのかわかんなくて。

気付いたら……ククール。そっちが言わせたんだから、最後まで聞いてよ。


で…気付いたらククールに抱きしめられてて。
もういい、て言われたらなんかわかんないけど涙出ちゃってさ。

それで…俺が、キスして。



あぁあ恥ずかしかった…!今度はククールも話してよね。
駄目、絶対。約束。







まぁとにかく…あの時言ってよかったなって思ってるよ。なんていうか今…幸せ、だし。















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